A01 |
ご確認事項
・エアが供給されていること。
・オイルが適量に入っていること。
・エア抜き(マニュアル参照)の実施。
・設備元、又は高推力設定用減圧弁(レギュレータ)の圧力設定の確認。
・油圧圧力計、油圧センサーが付属しているのであれば油圧の確認。 ・電磁弁が正常に動作しているかの確認。
-ご確認事項の他に原因として考えられる事項は-
・高推力送り動作の切替が早いため規定位置に達する前に高推力送りストロークが終わっている。
→対策:油圧シリンダを早送りでワーク接触停止させた後、オートスイッチの位置をワーク側から逆方向に向かって再調整をしてください。
・高推力送りストロークが型締め位置まで達していない。反力がワーク自身の反発力なので外見的な推力、油圧はピークに達しません。
→対策:高推力送りストロークが足りなければ、ニューマチックブースタの再選定が必要です。
・P2ポートのスピコンを絞り過ぎている。ブースタが動作せず、推力がでない。
→対策:P2ポートのスピコンを調整します。
・早送り用電磁弁(SOL-1)と高推力送り用電磁弁(SOL-2)の動作順序が逆。高推力送り後に早送りとなり、高推力は出ません。
→対策:PLC出力、又はコネクタを確認し、早送り用電磁弁(SOL-1)の動作後、高推力送り用電磁弁(SOL-2)が動作するよう変更します。
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