ヒロタカ精機は空油圧機器の製造・販売を通して世界の「ものづくり」に貢献します

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製品Q&A


フローティングコネクタ(FCシリーズ)
Q1 使用上の注意点は?
Q2 エアシリンダ、油圧シリンダ以外のアクチュエータでも使用できますか?
Q3 カタログに掲載されていないサイズは製作可能ですか?
Q4 水のかかる場所で使いますが良いでしょうか?
Q5 定期的にグリスアップした方が良いのでしょうか?
Q6 修理、オーバーホールはできますか?
Q7 ソケットの緩み止めはどのようにすれば良いですか?





Q01 使用上の注意点は?
A01 主に下記のようなご使用方法は禁止です。

1.ケースを固定し、ソケット(スタッド)を回転させる。またはその逆。
2.潤滑油以外の液体内でのご使用。
3.固定方法が「トラニオン」「クレビス」のシリンダにご使用。
4.衝撃荷重が製品使用荷重を上回るご使用。
5.高温環境でのご使用。(特殊対応可)
6.仕様範囲外でのご使用。(特殊対応可)
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Q02 エアシリンダ、油圧シリンダ以外のアクチュエータでも使用できますか?
A02 取り付けが可能であればご使用できます。

標準タイプはエアシリンダはもちろんのこと、サーボシリンダ、リニアアクチュエータ、低圧油圧シリンダなどでご採用いただいております。
比較的推力の小さなシリンダタイプが多く、偏芯荷重の影響を受けやすいアクチュエータや装置のため、
滑らかな動作をするフローティングコネクタをご使用いただいています。
内部スキマが0.05mm以下のため制御位置に厳しい箇所でもご採用いただいています。

一方、強力タイプは当社製品「ニューマチックパワーシリンダ」「油圧シリンダ」など推力の大きなシリンダでのご採用が多いです。
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Q03 カタログに掲載されていないサイズは製作可能ですか?
A03 製作可能です。

ご希望の多い標準外の部品も標準在庫をして、納期対応させていただいているタイプもあります。
また、大きなネジサイズ、特殊ピッチ、異径組合せなどお客様のご要望に合わせたフローティングコネクタも設計・製作可能です。
是非、お問い合わせの上、ご指示ください。
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Q04 水のかかる場所で使いますが良いでしょうか?
A04 フローティングコネクタの内部に水分が入ると錆の発生により正常に機能しなくなる可能性があります。
水、切削油などの飛散場所、粉塵などの多い場所でのご使用は「カバー付」タイプのご使用をお勧めします。
またケース、ソケットなど金属部に錆の発生が予想されますので飛散防止カバーで覆うなどしてください。
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Q05 定期的にグリスアップした方が良いのでしょうか?
A05 フローティングコネクタはグリスが封入されていますのでグリスアップの必要はありません。
またグリスを追加注入することは構造上困難です。
 
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Q06 修理、オーバーホールはできますか?
A06 できません。
フローティングコネクタはケース組立に強力接着剤を使用しています。
分解した場合、再組立はできません。
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Q07 ソケットの緩み止めはどのようにすれば良いですか?
A07 オネジ側(シリンダのピストンロッドなど)のロックナットとソケットを共締めして固定する方法が一般的です。
他には、ベアリングワッシャーの使用、緩み止め剤の塗布、ソケット側面をネジ加工して止めネジによる緩み止めなどがあります。
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