ニューマチックパワーシリンダ
シリンダ推力の調整
ニューマチックパワーシリンダの推力は供給エア圧力の調整により無段階に調整できます。
ニューマチックパワーシリンダの推力は動作させるバルブ(電磁弁、手動弁など)に供給されるエア圧力により最高推力が決まりますが、それ以下の推力に調整したい場合はニューマチックパワーシリンダのP1ポート(高推力動作ポート)の供給エア圧力を調整することで様々な推力に可変できます。
高推力調整用レギュレータの設置位置は
①高推力用バルブとP1ポート間 (左図の位置)
(レギュレータは必ず逆流機能付きタイプをご使用のこと)
②高推力用バルブのエア供給側 (バルブのIN側)
(レギュレータは標準タイプ)
となります。
又、精密レギュレータをご使用いただくことでより正確な推力調整ができます。
早送り動作、早戻り動作、また他エア機器への影響を考慮し、設備元の圧力可変による調整はしないでください。