フリーロックパッド
基本動作
フリーロックパッドを使用してワークを搬送する標準的な動作です。
首振り部、及びバッファ部のロック開放用に空圧用の3ポート電磁弁を1個使用します。
首振り部
ワーク形状に倣って吸着した角度でロックするため、ワークの自重変形を抑えることが可能となり、ワークの取出し、搬送中、次工程供給時のワーク姿勢が安定します。
又、多種のワーク形状に対しても都度の吸着姿勢でロックができますので、搬送ワークの追加、変更等に最小限の装置変更で対応できます。
バッファ部
バッファにロック機能があるため、様々な形状のワークに対応します。
ワークの高さに応じて吸着した位置でバッファをロックできますので、ストッパーによる高さ位置調整の必要がありません。
これによりストッパーによる衝撃が無くなるため、ハンドリング初期のワーク脱落等が無くなり、様々な形状の搬送ワークに対応したスピーディーな吸着搬送ができます。